白・750ml

イタリア　ピエモンテ

ファヴォリータ

ステンレスタンク

ファヴォリータでは珍しく、ロエロ地区ではなくドリアーニ村の葡萄を使用しています。砂質のロエロ地区に比べ、粘土質が豊富な為、骨格のしっかりとしたワインとなっています。
青リンゴ、洋ナシの爽やかで甘い香りに加え、アーモンドを思わせる苦みとボディが特徴です。

・自然へのオマージュ
アッボーナ社は、ビオロジックの概念が無い頃から、無農薬栽培を実践してきました。
健康に保たれた彼らの畑には、数々の動植物が自生しており、理想的な環境が整っています。虫たちは身を隠す葉の茂みに集まり、花の受粉を手助けし、鳥たちは羽根を休める為に畑に寄り、おやつに虫をついばむ、野うさぎは木陰を求め、下草を頬張ります。葡萄畑の自然な姿を、エチケットにそのまま表現しているのが彼らの畑です。

・パパ・チェルソとサン・ルイジの個性
ドリアーニ村に所有する2つの畑は、隣り合っていながらも、全く別の個性を持っています。
ドリオーロは彼らのフラッグシップである、パパ・チェルソの畑です。粘土質が多く含まれる高樹齢の畑で、凝縮された葡萄、酸度と果実味のコントラストがしっかりとした、長期熟成に耐えうるワインを産み出すことができます。
一方のサン・ルイジは、シルト、砂質がやや多く、急斜面の畑です。華やかな香りとエレガントな酸味、若くして楽しむ事ができるワインを産み出します。
ドルチェットをメインに植えられている畑ですが、ファヴォリータやヴィオニエ、ピノ・ネロ、シャルドネといった葡萄品種からも、素晴らしい個性のワインを造り出しています。