ドメーヌ ジャン・マルク・ボワイヨ
白ワイン造りの名手エティエンヌ ソゼの孫であり、元オリヴィエ ルフレーヴの醸造長。 1985年創立。当初はオリヴィエ ルフレーヴの醸造長も兼任していた。ドメーヌの所有畑は11ha。ヴォルネイ、ムルソー、ピュリニー モンラッシェ、シャサーニュ モンラッシェ等に所有。1991年には相続でエチエンヌ ソゼの畑の3分の1を得た。現在はネゴシアンも始めコート シャロネーズのワインも扱う。特に白ワイン の評価が高くフランス国内の一流レストランには必須のワインとなっている。 約半世紀に渡り活躍するジャン・マルク・ボワイヨ氏は1971年から1984年まで父方の祖父アンリ・ボワイヨ氏の元、ドメーヌ・アンリ・ボワイヨにてワイン造りの経験を積んだ後に1985年に自らのドメーヌをポマール村に立ち上げ独立。自身のワインを造る傍ら1984年から5年間に渡りオリヴィエ・ルフレ―ヴの立ち上げからの初代醸造長を兼任する。そして1993年には更に母方の祖父であったエティエンヌ・ソゼ氏よりドメーヌ・エティエンヌ・ソゼの畑の1/3を相続し、ピュリニー・モンラッシェの名だたる一級畑、バタール・モンラッシェなどを入手。
コート・ド・ボーヌに所有する11haの他に1999年にはコート・シャロネーズを中心としたネゴスの活動、そして他のブルゴーニュ生産者に先駆けてラングドック地方のピク・サン・ルーへも進出。
完熟したぶどうより造られるワインはそれぞれアペラシオンの特徴を表し、白ワインは常に鮮明でピュアな果実味と高い芳香性を持ち、ミネラル感が高い次元で融合したピュアかつ重量感のある味わいを持ち、そのスタイルは現在娘リディと息子バンジャマンに受け継がれている。